鎌倉七口の1つ「巨福呂坂切通し」

IMG_9064

鎌倉の七口をご存知だろうか。

鎌倉は三方を山に囲まれ、一方は海に面した天然の要塞だ。摂政九条兼実は鎌倉のことを「鎌倉城」と呼んでいるが、これは鎌倉が要害の地であることをを端的に表している。

一方で敵から攻め込みづらいということは自分も入りづらいということでもある。そのため、人や物資の出入りがとても難しかった。

IMG_9062

そこで、鎌倉と周辺の地域との交通の便を図るべく、海には港(和賀江島)を設け、山には切通を掘削し、外部との往来を容易に出来るようにした。山の切通と坂を新編鎌倉志は「鎌倉の七口」と書いている。

この「巨福呂坂切通し」はまさにその切通しの1つである。

IMG_9065

今は切通しを歩いている実感を損なわれないようにアーチ状の梁とし、天井開口部を大きな六角形にし、石積みの壁を造るなど雰囲気を改善している。

写真のように、六角形の穴が開いている。ここから見る空はいつも綺麗だ。